中学生のお子さまをお持ちのお父様、お母様、丁度思春期ということもあって、毎日いろいろとあると思います。
親と子、それぞれに言い分ありますよね。
お互いのことを思うあまりつい言ってしまう一言。
学校生活での悩みや葛藤を分かってくれない親。
それもこれも含めて、良くも悪くも親も子ども共に試練的な時間を過ごすこともある時期ではないでしょうか。
もしかしたら、偏った考えかもしれませんが、中学生活においてトラブルはつきもの。
おかしなトラブルに巻き込まれてつらい思いするなら学校なんて休んじゃえばいいじゃん!
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そもそもトラブル抱えてまで中学校に行く必要ある?
ひと昔前であれば、何があっても行かなければならなかった”学校”
その価値が近年少しずつ変わってきたように感じます。
学校に行く価値
もちろん行けるのなら行った方がいい。
学校生活では、人間社会で生きていくに必要な社会性を身に付ける時期とも言えます。
多感な時期に交友関係や上下関係、我慢することや、勉強を通じて将来を描くことなど、学校に行く価値をあげればきりがないです。
文部科学省が示す「学習指導要領」に記載される中学生の教育像から抜き出してみました。
・生徒の人間としての調和のとれた育成を目指す
・生徒に生きる力をはぐくむことを目指す
・道徳的価値に基づいた人間としての生き方についての自覚を深め、家庭や地域社会との連携を図りながら、職場体験活動やボランティア活動、自然体験活動などの豊かな体験を通して生徒の内面に根ざした道徳性の育成を図る
・自分の将来を考え、法やきまりの意義の理解を深め、主体的に社会の形成に参画し、国際社会に生きる日本人としての自覚を身に付ける
このようなことが記載されています。
子どもから大人に向けての大事な時期であることは言うまでもありません。
指導要領を見ていくと少し以外でしたが、「学力<人としての育成」に力点が置かれているように思います。
とはいえ、進学のためにどこの学校も勉強に力を入れている現実はありますね。
無理をして行かせる価値ある?
中学生活に不安や問題を抱えている人、多いですよね。
小学生活に比べて、子どもがどのような学校生活を送っているのか、急に掴みにくくなります。
友達とうまくやっているのか、いじめられていないか。心配です。
中学になると、校区も広がり様々な子どもがいます。
部活やクラス環境に応じて、友達に引っ張られてしまうことも多いです。
多くは、そこでトラブルが発生しているようです。
そんな、狭いストレス社会に身を置いて生活しているのですから、中学生は大変。
そもそも大変だということを、どうか親は理解してあげてください。
子どもと向き合う時には、子どもは既に頑張っているということを前提に向き合ってあげるべきなんですよね。
子どもが「学校に行きたくない」サインを出した時には、かなり問題が深刻なところにあると考えた方が良いと思います。
考えてみてください。子どもからすると、学校に行かない選択肢なんて存在しなかったはずです。
まだ少ない人生経験の中で、学校に行くことが当たり前と言われ続けて頑張ってきたのですから、学校に行かないことを考えると不安でお先真っ暗の状態だと思うんですよね。
その中で「それでも、学校に行きたくない」のサイン。
既に追い込まれていると考えて良いのではないでしょうか。
そんな状態で学校に行かすことの意味を見出すことはできません。
勉強が遅れる?そこはあまり重要ではない
まず心配されるのは「勉強が遅れること」だと思います。
確かに、心配ですよね。
でもそれ以上に心配しないといけないことは、子どもの「心の状態」だと思います。
勉強なんて、学校に行かせるために口実に過ぎません。
心身共に元気な状態だからこそ、勉強ができるのであって、心が不健康な状態で学校に行かせてもプラスにはなりませんよね。
1日くらい休ませても、人生そうは変わらないです。
子どもを信じて学校を休ませることも大事だと思います。
ついでに、せっかく学校休ませたのなら、一緒に楽しいランチにでも行ってあげてくださいね。
結論:つらい思いをしてまで学校に行く必要はない
子どもからしたら学校は楽しいから行く。
これが一番。
つらい思いをして、お腹痛くしてまで学校に無理していくことはありません。
親にも休養が必要なように、子どもにも休養が必要。
親としては、子どもが不登校になったらどうしようと悩むかもしれません。
きっと、その悩みは子どもの将来を考えてのことだと思います。
でも考えてみてください。
子どもが1日、2日休んでそのまま不登校になると思いますか?
子どもだって悩んでいるんです。
考える時間くらい与えてあげてもらえませんか?
子どももきっと、1日休めば、心は回復して、元気に学校に行ってくれますよ。
最後に宣伝です
学校に元気に行っている人も、休んでいる人も勉強が必要なのも事実。
塾に行くもよし、通信講座を受講するもよし。
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