子ども同士のお友達付き合いについて、親からのアドバイスの仕方について

子育てのヒント
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こんにちは。

男の子についてはあまり参考にはならないかもしれません。
小学校では学年が上がるにつれてお友達付き合いが複雑になってきます。

長女はどちらかというと、クラスで中心的な存在になるキャラクターではありませんし、中心的になるクラスメイトに自分から近づいて仲間になろうと考える前向きな子どもでもありません。
小学4年生になるくらいまで一人が好きであまり人と交わることの少ない子どもでした。

流石に親として、このままほったらかしていたので構わないものか、悩み始めたころ、少しずつ長女も学校の中に自分の居場所見つけはじめ、自然と友達の輪の中に入っていきました。

「子どもの心を鍛えてくれる」担任の先生との出会い

子どもにどのような心境の変化があったのかは分かりませんが、状況が好転した要因の一つに、4年生の担任の先生の影響力が強かったと考えています。

担任の先生は、それぞれの生徒に自分に自信を持たせることに長けている先生だったと思います。

ひとつエピソードをご紹介します。

我が子に変化がみられるようになったきっかけ

ある参観日の日、親御さんが沢山来ている中で国語の授業。
子ども達はというと。
発表をしたいために先生が問題をだすと、答えを分かっていようが、いまいが必ず手を挙げる子ども。出来る限り発表をしたくないけれど、手を挙げないと逆に指名されてしまうので、ほかの子が当てられる直前に手を挙げる子ども。
我が子は後者でした。
先生は我が子を当てました。我が子は小さな声で自信なく答えます。先生は大きな声で「〇〇さん、聞こえません。もう一度答えてください。」と言いました。再度さっきより少し大きな声で答えます。先生はさらに大きな声で「〇〇さん、聞こえません。もう一度。」
私は、ハラハラしながら見守っていました。
先生は容赦なく3回も4回も繰り返させます。我が子は泣きそうになりながらも、大きな声で答えると、先生はとても嬉しそうな顔をして、「とっても大きな声で発表できました。ありがとう。」と、今までの厳しい表情とは打って変わって子どものように楽しそうに褒めてくれました。
クラスのみんなは、いつものことのようにそっと見守っていました。
我が子も、ほっとしたような、褒められて少し嬉しかったような、子どもらしい表情を浮かべていました。
私はこれが先生のやり方なんだと感心しました。
参観日だろうが普通の日だろうが先生はいつもとおんなじやり方で指導してくれたことに、感謝の気持ちを持ちました。

人は、大きな声を出せるようになると、自信が湧いてきます。
先生はそのことを理解していて、子どもと真剣に向き合ってくれたんだと思います。

その頃を境に我が子は少しずつ、変わってきたように思います。
このことは、他の保護者の方も言っていましたので、多くの子ども達の成長の後押しをされたんだと思います。

こんなロースタートな我が子でしたが、6年生となった今では普通にお友達と遊びにいくような子どもに成長し、親としては少し安心しているところです。

2か月後には中学生となり、学校生活もさらに複雑なものになると思いますので、しっかりと子どもと向き合いながら、一つ一つ教えていければと考えています。

ながーい前置きとなりましたが、私が子ども同士の付き合いで親として行っていることを書いていきたいと思います。

子どもの友達は私も友達

今私は学校に行くと我が子の友達から、「〇〇ちゃんのお母さん(お父さん)」と必ず声をかけてもらえます。

この子どもの友達と顔が見える関係を築いておくことは、とても大事なことであり、次の2つの効果が期待されます。

一つ目は、我が子に対してです。
子どもの友達と私がお話をすると、子どもはとても喜びます。自分の大切な友達を理解してくれる親ですので、当然だと思います。

出来る限り、子どものお友達については、親としてもしっかりと付き合うことをおススメします。
といっても、特に何かをするということではなく、学校で見かけたときにしっかりと挨拶をして、一言二言会話するだけで十分だと思います。

もう一つは、お友達に対してです。
私はいつも「〇〇(我が子)といつも遊んでくれてありがとう」などと感謝を伝えます。

お友達としても悪い気はしないと思いますし、より我が子のことを近しく思ってくれるかもしれません。
子どもと友達でいてくれる環境を自然に作れたら安心ですよね。

友達がいじわる(いじわるの手前)で何かを我が子にしたと親が感じた時には、我が子にしっかりと認識させる。

少し伝えるのが難しいのですが。
日常の学校であったことを子どもが家で話してくれることを聞いていると、時折「ん?」と思うことってないですか?

それって、いじわるやん。とか、少し悪意をもってやってるな。と感じるときです。

そういう明らかにそれは若干の悪意(いじわるな気持ち)をもって我が子にしたことについて、親が気付いた時には、子どもにこういう考えでいじわるをする場合もあるから、いじわるをされたという意識を持つのことも大事であることを伝えています。

でもだからと言って、その子のすべてが悪いわけではありませんので、まだあなた達は小学生で子どもだから、そういういじわるをしてしまうものだとと教えると同時に、あなたはそういうことをしないように気を付けるように教えています。

分からないこと、出来ないことはどんどん友達に助けを求めなさい。

これはまた我が子が特に自分のことを自分でできないので、教えておく必要がありました。

例えば、着替えるのが遅かったり、重いものが持てなかったり、ペットボトルが開けられなかったり・・・。
何年生なんだーと、怒りたくなりますが、何か困ったことがあったら、友達に遠慮なく頼ることをしっかりと伝えています。

大人になった時に、周りにヘルプを伝えられない人間にはなってほしくないからです。

絶対に人は一人で生きていくことはできません。
今からしっかりと予行演習をさせていこうと思っています。

友達が授業等で分からない部分があれば、積極的に教える人になりなさい。

この実践によって子ども自身の学力の向上が見込まれます。

何よりも勉強になるのは、分からない人に教えることです。
教える内容は自分できちんと理解していないと、教えられません。
また、しっかりと考えながら説明をしないと理解すらしてもらえません。

子どもには、お友達が勉強で分からない部分があれば、出来る限り丁寧にやさしく教えるように伝えています。

また、周りのお友達から分からないところがあったら、「〇〇(我が子)ちゃんに聞け」といった具合に皆の頼れる存在になっておくことが理想だと教えています。

やっぱり頼られるために自分は勉強をする動機付けにもなりますし、勉強ができる子(できると思われる子)は一目置かれますので、そのような存在になっておくことを教えています。

 

このように、他愛もないことですが、色々と考えながら日々子どもと接しているところです。

何かの参考になれば幸いです。

 

おわり。


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