こよなくコンビニを愛する者として一つ提言したい。
私は、コンビニをほぼ毎日利用して、日々の商品の移り変わりを見てきた。
新商品を矢継ぎ早に店内に並べ、客を飽きさせない工夫が行われている。
ポップの作り方も巧妙で、必ず新商品が並べられると目に付く。それを買う私。
そして、時事の人気キャラクターなどとのコラボ商品の数の多さもファンにはたまらない。
最近のアニメやアイドルはもちろん、往年のヒーローもの、ガンダムなどあらゆる客層の心を鷲掴みにする努力を怠らない。
と「コンビニ愛」を語ってきたところで、アイデアを一つ申し上げる。
毎日飲みたいコンビニのコーヒー、でも本当にみんな飲んでるのか?
私はコーヒーを好んで飲むため、コンビニ各社を訪れると必ずと言っても良いほど購入する。
もちろん既製品ではなく、コーヒースタンドのコーヒーを購入する。
(ちなみにコーヒースタンドという言い方で合っているかは不明。レジ横に置いている都度抽出するアレ)
コンビニのコーヒーの良い点を挙げてみる
まずはじめに、コンビニのコーヒースタンドから販売されるコーヒーのいいところを並べる。
- 値段が圧倒的に安い!(ホットコーヒー1杯100円程度)
- その都度抽出するため香りが豊か!
- カフェなどで飲むコーヒーと全く見劣りしない!
- どこのコンビニでもクオリティの高いコーヒーが楽しめる!
一度でも飲んだことのある方には十分に私の言いたいことがわかっていただけるのではないか。
コンビニのコーヒーは、品質が高いのに安価で気軽に飲める点がなんとも素晴らしい。
しかしである。
果たして、多くの人が飲んでいるのか?もっと潜在的な顧客は存在する!
確かに美味しく、沢山の方が飲んでいる。
疑いようのない事実であるが、ふと思うこともある。
コンビニでの販売は、便利で簡単がモットーのはずであるが、果たしてコーヒースタンドの購入の仕方は分かりやすいと言えるのだろうかと。
コンビニを利用している人の中で、コーヒースタンドは利用されているが、私みたいにほぼ毎日利用している人もいれば、コーヒーは好きだけれど飲んでいない人もいる。
これら、普段コーヒーが好きなのに、コンビニのコーヒーを飲んでいない人はなぜ飲まないのか。
ここを掘り下げたい。
コンビニのコーヒースタンドは案外敷居が高いのがいけない!?
私は多くの日でコンビニコーヒーを飲むが、レジで注文したり、氷入りカップをもって行ったりする時に、心拍数が上がる。
コーヒーを注文する時に”緊張”するのである。
人は緊張すると購買意欲が減退する。
緊張の原因はなにか考えてみた。
<コーヒーを購入する際の緊張の原因>
- レジで必ず言葉を発して注文をしなければならない。
- メニューはレジ付近に割と小さな字で記載されていて近づかないと見れない。
- コーヒースタンドのマシンが結構な頻度で更新されて使い方を間違えそうになる。
根本的に、初めての利用者にとって説明が不親切なのである。
購入をスムーズに行える自信がないから、結果敷居が高くなり、飲んでみたいけれど飲まない人が一定数いるという事実。
せっかくの美味しいコンビニコーヒーを飲まずしてよいのか!?
そこで考えた!さらなる年齢層にも飲んでもらう「コンビニコーヒー練習戦略」
そこでである。
コンビニコーヒーを次に飲んでもらう客層はずばり高齢者。
高齢者をターゲットに販路を拡大してはどうか。
敷居を高くしているのは前述のとおりなので、いかに注文しやすい雰囲気をつくるかである。
提案するのは次のとおり。
高齢者が集う施設に「無料」で飲めるコーヒースタンドを設置し「練習」させる
高齢者といっても、最近の高齢者はとてもアクティブな人が多い。
高齢者が普段多く集まる次の施設にコンビニに設置しているコーヒースタンドを無料設置するのである。
<コーヒースタンドを無料設置が望まれる施設>
- 公立、公共の図書館
- 市役所や区役所のロビー
- その他高齢者が普段多く訪れるパブリックな施設
そこでは、提供するコンビニ各社の表示はもちろん、コンビニと同様の設備をもってクオリティも同じであることを謳い、さらに、大きな文字をもって使い方を明示する。
できれば、コンビニで購入する際の手順をわかりやすく図示したパネルも用意する。
そこで練習した高齢者の多くはコンビニに普段立ち寄る際にやり方を練習しているのでコーヒーの利用が始まるのではないか。
一度やり方を覚えると、リピーターとなる可能性が高い。
田舎ほど一度やり方を覚えた高齢者はリピーターとなる可能性が高いのではないか。
さらに、高齢者の友達を通じて、顧客を拡散してくれる可能性すらある。
まとめ
私としては、今後もコンビニのコーヒーを利用するわけだが、たくさんの人が利用されることで、さらに質の高いコーヒーが飲めるようになることが嬉しい。
コーヒーやカフェラテなどメニューも豊富にあることが嬉しくもあるが、選択肢が増えると迷ってしまうというデメリットもある。
コンビニの戦略を考える部所にあっては、わかりやすい説明パネルの設置などに力をいれていただけると幸いである。私も緊張することなくコーヒーを楽しめる。
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