「いや~映画ってほんとにいいもんですね」by水野晴郎さん
子どもに映画をおススメする記事を書こうと思ったときに一番に頭によぎった言葉です。
私が子どもの頃、毎週、金曜ロードショーで子どもながらに最後まで観られた時に、ご褒美のように水野晴郎さんが、この言葉で締めくくる。
映画、観て良かったなーと思う瞬間でした。
さて、子どもに映画観させていますか?
子どもに映像の楽しさ、物語の楽しさ、音楽の楽しさをひっくるめて教えられる、それが映画です。
そもそも、最近のお父さん、お母さん、テレビを見させること自体を敬遠しているご家庭が多いんじゃないですか?テレビは悪だ的な。
お笑い番組、アニメ、ゲーム、ユーチューブどれもいいじゃないですか。
子どもに沢山の経験や感動を与えることの何がいけないのでしょうか。
親の勝手な固定観念で、子どもの成長の幅を縮めないでほしいです。
上に書いたのはどれも「映像」を通して観る娯楽にあたるとは思います。
きっと、「映像を観る」ことと「常習的となる」ことをごっちゃにして考えているのでしょう。
適度に色々な経験をさせることは決してマイナスではないはずです。
こと映画に関しては、ユーチューブのように「見飛ばす」ような素人の動画ではなく、決まった尺(1時間、2時間等)の中に、一度観ると一生忘れられなくなるようなストーリー性と映像美、音楽が散りばめられていて、観た人の人生をも変えかねないくらいの強烈な力を秘めているものだと思います。
なので、特に映画を観させることを躊躇する理由はないと思います。
映画を観るのは映画館とレンタルビデオどちらが正解?
これは一長一短ありますよね。
特に子どもは好きな映画を発見すると、それこそ5回も6回も、何回でも暇さえあれば観たがります。
ちなみに年末に子ども達がはまった映画の過去記事はこちらです。
映画館の映画はどうしても次々と入れ替わりますよね。
できれば映画館に沢山連れて行ってあげたいところですが、心配点も若干あります。
- スクリーンが大きすぎて子どもの目の負担が強いんじゃないか。
- スピーカー音が大きすぎて耳の負担も心配。
- そして、一番はお金が心配。
・・。
このような心配もあって、いつもいつもは連れていけません。
映画館も商売ですので、子どもの長期休み前にはしっかりと子どもが好きそうな、「ドラえもん」や「プリキュア」、「ディズニー」、「クレヨンしんちゃん」などの映画のコマーシャルをバンバン打ちますので、そこに乗っかって我が家も観に行っています。
レンタルビデオも借ります。
同じ作品を何度も借りますし、最初から何度も観るだろうなという作品はディスク自体を購入たりもします。
何歳くらいに映画館デビューするのがいいの。
子どもの気持ち一つだと思います。
そもそもはじめは「映画館」ってなーに?って感じでしょうし、作品によっては好きなアニメの映画でも飽きてしまうこともよくあると思います。
我が家の例を参考にしますと、映画デビューは長女が早くて3歳くらい、次女は4歳くらいでした。
性格的に長女は家でもテレビをつけると、テレビに穴が開くんじゃないかっていうくらい集中して観ますので、もっと早く連れて行っても最後まで観ていたと思います。
次女は若干、ソワソワしながら観ていますので、6歳になった今でも映画の途中で飽きて親と話しをしはじめることもあります。(もちろん注意しますが。)
短い映画でも70分程度ありますので、感覚的には3歳までは行かない方がいいかなーといったところでしょうか。3~5歳になると、好きな映画から徐々に連れて行き始めて、帰りにアイスクリームを食べるなどのルーティンを覚えると、すぐに「映画にまた行きたーい」と言ってくれる子に育つと思います。
でも、映画館に行くことが目的ではありませんよね。
最初の頃は、子どもも映画に慣れていないこともあり、トイレにならないかなーとか、最後まで眠らずに観てくれるかなーとか、飽きて帰ろうって言わないかなーなどなど、心配することが多いと思います。
でも、そういう親の心情は子どもに伝わってしまいますので、純粋に映画を楽しむように仕向けることが大事だと思います。
子どもと一緒に映画館に行きますと、映画が始まるまでの間に、映画の簡単なストーリーや登場人物、楽しいキャラクター等の話をしながら、簡単に予習をするんです。
そうすると子どもは楽しみな気持ちマックスになりますし、話のとおり面白いキャラクターが出てくると私の方にアイコンタクトで伝えてきたり、最後まで飽きずに観てくれる可能性がアップします。
ただ、トイレだけはどうしようもありません。
トイレに行きたいと言われると、すぐに連れて行くようにしています。
ちょっとの間でも我慢させるのは良くないですし、トイレが気になって子どもも楽しく観れなくなってしまいます。
まだ小さいうちは、最後の盛り上がる20分程度に入る前にトイレに連れて行ってあげるとクライマックスは気持ちよく観ることができますよ。
子どもは子どもなりに、映画を観て得るものがあるようです。
例えば、アンパンマンやドラえもんなどはメッセージ性がとても子供にも分かりやすくていいですよね。
「友情」であったり、「大切なものを守る」であったり、「家族」であったり、子どもと観ていても、大人の方が見入ってしまうこともあります。
子どもも集中して映画を観ていますので、ただ楽しかっただけで終わらせることなく、映画館から家に帰るまでの間にでも、復習といったら言い過ぎですが、どこが楽しかったというお話をする中で、友達を大切にするっていうところが良かったねーなどと、さりげなく映画の伝えたかったことを教えてあげると、いいのかなと思います。
やっぱり、ジブリ作品とディズニー作品はいいですねー。
子どもが何度も観たいという映画はやっぱりジブリとディズニーが圧倒的に多いですね。
素晴らしい作品というのは年齢に関係ないんだなと思い知らされます。
ジブリ作品は総じて「大事にしなければならないもの」を考えさせられるようなきがしますし、ディズニー作品は「夢」を抱かせてくれるような気がします。
いずれも子どもにとっては、とても重要なキーだと思いますので、観たいと言われると、「喜んで―」ということでビデオのセッティングをしてあげます。
子どもも何度も同じ作品を観ていると、ストーリーを会話の部分も含めて記憶するようになります。
映画の力って本当に凄いんですね。
子どもの驚異的な吸収力とその感性を目の当たりにすると、水野晴郎さんが言っていた、「いやー映画ってほんといいもんですねー」と私も言いたくなります。
おわり。
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