子どもの将来を考えたときに親がしていいこと、してはいけないこと

子育てのヒント
スポンサーリンク

こんにちは。

子どもが小学生高学年ともなると、親は、子どもの将来を考えて、中学はどこがよいか、高校はどこがよいか、大学は・・と考えてしまいますよね。

我が家の子どもも中学1年生に上がりますので、ついつい将来どのように考えているのかと問うてしまいます。

子どものことを一番に考えるとどうすれば良いのか、考えてしまいますよね。
その当たりの親心について書いていきたいと思います。

親目線で子どもの将来を誘導しては良い結果は生まない!

子どもは、そろそろ親に反抗心を抱く頃ですよね。

ただでさえ、そんな環境にある中で、子どもの気持ちを逆なでするような「決めつけ」は逆効果にしかなりません。

一方的に、「将来の夢は決まっていないのか!」や「何をするのか決まらないと、進路が決まらないんだ!」など、将来の夢を早く決めることこそが大事なんだと、そう促すような発言は控えるべきですよね。

自分の子どもの頃のことを考えてみると、将来の進路なんて、全く決まっていませんでした。私の場合、親も何も言いませんでしたが。
親が何と言おうと、子どもは自分の将来は自分が決めますよ。

また、私たちの子どもの頃は情報量が極端に少なかったこともあり、漠然とパイロットになりたいな、とか、料理人になりたいな、などといった程度ではなかったかと思います。

最近の子ども達はインターネットをちょちょいと検索すると何でも出てきます。今の子ども達がどんな将来の夢を持っているかなんかも、すぐに統計として調べることもできる。そんな環境にいます。

親は、「圧倒的に大人より、子どもが自分で仕入れることのできる情報量が多い。」ということを認識しなければならないようです。

会社勤めすることがマストといった考え方は、もはや通用しない。

前述したとおり、このことについても親より子どもの方が将来の自分たちのことですし、切実に理解していると思います。

最近流行りのユーチューバーになりたいと考える子どもが、ある学校では1位になるなど、子どもの考え方が変わってきています。というよりは、社会がどんどん進化していると考えるべきなんだと思います。

アイデアやある部分に特化した能力次第では、会社勤めする人より大きく成功を収める可能性もある世の中になってきています。

今でも、両親が子どもの頃に親に言われていたように、大きな会社で務めること、一度努めたら安易に辞めないことなどを、子ども達に言ってしまっていると、子ども達からは「何それ、古い」と思われているかもしれませんよ。

ちなみに、我が家では最近子どもに、宇宙開発の仕事に就くか医者になるんだと冗談っぽく伝えています。

子どもは全然意に介していませんが、将来何をするにしても、勉強は大事。
したいことをしたい場所で自分の人生を楽しむために、最低限の勉強に取り組んでもらいたいと思っています。

やりたいことは一つに絞る必要はない。副業、兼業は当たり前の世界になる。

世界でも働きものである日本人ですが、国も最近旗を振っていますよね、「1憶総活躍社会」。

子育て中のお母さんが、例えば、短い勤務時間の中でも仕事ができるように、それぞれの働き方に応じた雇用形態を考えることもされています。

また、副業や兼業を推奨することで、1つの仕事に縛られずに、趣味や特技を活かした第二の収入源を持つということもこれから段々と緩和(又は推奨)されていくはずです。

その時に、自分が何をしたいのか、できるのか分からなくならないように、小さいころから、勉強だけでなく色々な分野に興味を持たせておくことは将来への投資として重要なことだと思います。

我が家でも、以前に触れましたが、長女には勉強の傍ら自分のペースで「ヨガ」を習わせています。
周りには子どもは一人もいない、親もいない環境で自分なりの社会を築いていますよ。

親は子どもに何をするべきか

親として、子どもに何も言わないのでは、子どもも親は何も教えてくれないと思われても困ります。

まずは、親が楽しく生きていることを身をもって見せてあげてはどうでしょうか。

子は親の背中をみて成長します。
でも、昔みたいに親と同じ職業に就くということは特異な職業以外はあまり考えられない社会になってきたかなと思います。

なら、子どもがどんな仕事を選んだとしても、しっかりと頑張れるように、親が楽しく生き生きと仕事をしている姿を見せることが大事なんじゃないでしょうか。

ストレスの多い社会ですけれど、子どもの前では親の仕事自慢をして、働くことの楽しさを伝えていきたいです。

そして、親の考えを押しつけではなく、子どものサポート役、相談役に徹するということも大事だと思います。

子どもとの信頼関係が構築されていると、将来色々なところで子どもに助言できる機会が訪れると思います。

子どもが本当に将来について悩むその時まで、我が子との信頼関係を持続させていたいなと切に思います。

おわり。


コメント

タイトルとURLをコピーしました