ミッション/一石何鳥?絵本読み聞かせノウハウ

子育てのヒント
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こんにちは。

皆さん、絵本の読み聞かせはしていますか。
私は、絵本は子どもの成長に大きな影響をもたらしてくれるものと信じていまして、我が家のミッションとしては、いかにして子どもに沢山の絵本を読ませるか、考えていました。
我が家の長女の例を書いていきたいと思います。とても簡単なうえ、費用もさほど掛かりませんので、とてもおススメです。
このやり方で、2歳から6歳くらいまでの間に絵本を少なくても1500冊の絵本は読みましたし、小学6年生になった今でも本が大好きな子どもに育ち、小難しい小説を時間があれば読む子になりました。

やはり今回も、父親に役割を与えることで効果的に絵本好きになるよう仕向けます。

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絵本の供給体制の確保

絵本って、どれもハードカバーで1冊の単価がとても高いんですよね。まず、絵本の供給体制を考えました。
その答えとしては、ひたすらに図書館の活用です。おそらく、日本全国どこに住んでいても、近くに公立図書館はありますよね。まだ行かれたことがない人は是非行ってみてください。そして、会員登録してください。できれば家族全員が会員になることをおススメします。

我が家では、近くの県立図書館で家族4名分のカードを作り、1回に一人5冊4週間借りれますので、都合、1回に20冊借りることができる環境をつくりました。

そして、毎週毎週、父親に借りる、返却の仕事をお願いしました。
ただ、誰でもそうだと思いますが、毎回、「借りてきてよ!」となると、大体の人は嫌になりますよね。
そこで、我が家流の絵本を借りに行く作業のルーティン化について説明します。

絵本を飽きずに借りるためのルーティン化

大学ノートを1冊準備します。
大学ノートには、絵本の借りた日、タイトル、著者、返却日(できそうなら子どもが好きだった本はチェックする等)を記録していきます。
私の場合、紙に書く作業というのが一番効果的でしたが、パソコン等に記録していったのでも大丈夫だと思います。
この記録するという作業により、最初は面倒だなと思ってきますが、1か月も経つと、「義務」から「成果」に変わってきます。そして「自慢」に変わればしめたものです。
記録は父親に任せてしまいましょう。単純に記録するという作業が、絵本を飽きずに借り続けるための原動力となっていきます。

本題の絵本の読み聞かせについて

絵本を子どもに読み聞かせる際の注意点です。
とても簡単です。それは、

「ひときわ大げさに、面白おかしく、楽しく、ふざけて読むこと。」

これだけです。特に2歳から3歳の子どもは文字を読むことができないため、絵本の絵の部分しか楽しめません。
絵を見せながら、どれだけ読む声で注意を引くかです。
よく子どもに絵本を読んでも全然聞いてくれないといった話を聞きますが、これは明らかに読み手側(親)の力不足であると思います。

絵本は楽しいものだと子どもに思わせることができれば勝ちです。
きっと子どもは、早く次にの絵本を借りてきてとお願いしてくるでしょう。
父親はそんな子どもの期待に応えるため、義務感ではなく、次の絵本を借りてくるという好循環な状況になってきます。

読み聞かせる絵本の種類について

親目線からすると、子どもにはこのような本を読んでほしい、という欲が働いてしまいます。しかし、ほとんどの場合、そのような考え方は子供に対して裏目に出ます。
つまり、

「親が読ませたい本」=「子供が読みたくない本」

であることを理解する必要があります。
これでは子どもに絵本を1000冊も読ませることはできません。
我が家では、例えば20冊の絵本を借りる場合、親が読ませたい本を1冊から2冊程度わざと混ぜて借りてきます。子どもにも興味のある絵本がありますので、反応の良くない絵本の傾向は大体分かってきます。
それでも1冊から2冊借りてくることで、そのうち面白いと思ってくる瞬間が訪れるのが分かります。それを気長に待ちましょう。

また、子どもが好きな種類の絵本については、そのシリーズを毎回借りることで、「楽しみ」と思わせることができますし、同じ絵本を何回も借りてきてあげることもいいと思います。
我が家では、同じ絵本を10回以上借りたりしています。でも、それでいいと考えています。

これらを継続した結果・・

  1. 父親は、子どもが絵本を楽しみにしてくれるので、せっせと図書館に重たい絵本を毎週のように借りてくるようになります。
  2. 子どもは、毎週のように新しい絵本を父親が持って帰ってくれるため、「お父さんすごい!」と思い、大好きになります。
  3. また、本の魅力に目覚め、自分でも読みたくなり、文字を覚えます。まだ文字を覚えないうちは、好きな絵本を丸暗記します。
  4. 母親は、そんな好循環な環境を作ることで、父と子のコミュニケーションの向上をにこやかに見守ることができるとともに、その間、自分時間を確保することができます。それも無理強いではなく。

これだけの成果が期待できます。

我が家の長女は、2歳ころから絵本やテレビの歌の歌詞を丸暗記し始め、3歳ころには父親がいない間自分で絵本を読み、小学生になった今、様々なジャンルの小説を読み、自分でも小説を書くほどまでに進化しています。

もちろん、国語は大の得意であり、文章問題を理解する能力に長けています。
本を読むことは、人生を豊かにするものと思いますので、本大好き人間に育てていきたいですよね。

長文でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
子育てのヒントになれば幸いです。

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