こんにちは。
今の子どもの親世代(30~40代)は多くの皆さんが子どもの頃ゲームをしていたのではないでしょうか?
私たちが子どもの頃、ファミコン(1983年発売開始)が華々しいデビューを飾り、スーパーファミコン(1990年発売開始)から、プレイステーション(1994年発売開始)、プレイステーション2(2000年発売開始)と、こんなにゲーム機が出たらお年玉がいくらあっても足りないじゃないか!と怒りたくなるくらい、ゲーム全盛期であったと思います。
私を含めて、今その頃ゲームをして育った人たちが、親となり、子どもにゲームをさせるべきか悩んでいることと思います(笑)
今のゲームの特徴はネットゲームですね。昔は友達の家に遊びにいっては、朝から晩までゲームをして遊んでいました。
それが今は、自宅に居ながらにして、ネット通信で対戦プレーを楽しむことができます。それも「知らない人」ともできるし、「知っている人(友達)」ともできます。
これは、ゲーム界において革新的だと思います。
もし私が子どもの頃インターネットが普及していて、今のようなゲーム環境があれば、間違いなく引きこもってゲーム漬けの生活が待っているように思います・・。
子どものゲームを制限する前に親はゲームを理解していますか?
私の話はいいとして、現にこんな子どもにとって夢のようなゲーム環境が整っている現代において、どのようにしてゲームと程よく付き合う術を子どもに伝授していくことが良いのでしょうか。
まず、絶対的に言えることは、
頭ごなしにゲームを止めさせる(否定する)ことは逆効果です。
子育てにおいて、これはいついかなる時にも言えることですが、子どもの考えていることを理解することなく、親の主観だけで子どもに制限を与えることは、まったくもって無意味です。
無意味なばかりか、反対の作用が働くものと思います。
子どもにとってこの上なく魅力的な「ゲーム機」というおもちゃを買い与えた時点で、そもそも手遅れなんだと思います。
ちなみ私はゲーム機を買い与えることに対しては賛成派ですよ。
だって、一緒にゲームで遊べるから。
じゃあどうすればいいのかといいますと。
親はゲームは楽しいものだと理解してください。または理解するべきです。
ゲーム機を買い与えておきながら、ゲームは「悪」だと思うなんて、完全にルール違反ですよね。それなら、ゲーム機なんて最初から買わなければよかったんです。
子どもには、適度にゲームと付き合わせるためにも、購入した当初から親も一緒にゲームに参加をしておくことを提案します。
ゲーム=家族で楽しむもの
この構図をゲームを買い与えた当初から刷り込んでいくことが大事だと考えています。
購入するソフトはRPGやシミュレーションはNG
一つ前のお話にも続くものですが、「ゲームは家族で楽しむもの」なのですから、一人でプレイするRPGやシミュレーション系のソフトはNGです。
一人でゲームをしはじめると、止まらなくなります。
また、自分では止め時も分からなくなってきますし、常習化してきます。
ゲームを始めた当初から購入するソフトは、例えばマリオ系のゲームやアクション系のゲームがいいですよね。
パーティ系のものもおススメです。
友達や家族で楽しむのがゲームと覚えこませます。
まずはこれが大事だと思っています。
どれくらいゲームの時間を設ければよいか
ゲーム時間、これを決めるのってとても難しいですよね。
ゲームしたいしたいとずっと言ってくる子どもであれば、確かに1日30分とか、土日だけなど、一定のルールが必要かもしれません。
しかし、我が家にはゲームをする時間に特にルールは決めていません。
基本的に破られるルールは設けるべきではないと思うからです。
例えば、「ゲームは1日30分まで」とルール化するとします。
多分はじめの頃は守ると思うんですよね、子どもですから。
しかし、段々とゲームにはまってくると、もう少ししてもいい?と、なり、親もじゃああと15分ね!なんて言ったら、もうそのルールはないようなものだと思います。
それに「ルールは破れる。」という誤った認識を植え付けてしまいます。
そうなると悪循環ですよね。どんなルールを設けてもルールを破ること前提で子どもは行動に移すようになってしまいますから。
ゲームに関しては、そうなることはもうわかっていますので、一定のルールは決めずに、親が「今日はだめ!」、「今日は1時間していいよ!」、「宿題が終わったら30分だけなら!」などと、その都度決める方がよっぽど有効だと思います。
下手にルールを決めてしまうと、ルールを盾にルールを決めない時よりもゲームをしてしまうことにもなりかねません。
気を付けましょう。
ゲームソフトを購入する頻度はどれくらい
難しいところですよね。
できれば最初に述べたように、親もゲームを理解して、一緒に遊べる関係を作っておくことが前提となってくるし、重要だと思います。
我が家では、お父さんがゲーム大好きなので、電気屋さんなどに行くと、子どもより先にゲームの紹介パンフレットを手に取ったり、持って帰っては、子どもと次にほしいソフトは何?といっては協議しています。
大体は意見が合致することはないようですが、親と子どもでゲームについて話合う機会というのは、適度にゲームに関わるという意味では大事なことだと思っています。
際限なく子どもが欲しいゲームソフトを購入するわけにもいけませんので、その当たりはお父さんがきっちりと話し合いの中で誘導してくれているものと信じています。
なので我が家では大体今買っているソフトをクリアしたり、少し飽きてきたりすると次のソフトを買っています。
つまり、特に購入頻度は決めていません。
ゲームをする場所
我が家では、ゲームはリビングでしています。
3DS(最近は遊ばせていませんが)も自分の部屋などで遊ばせることはありませんでした。
やっぱり、誰か親が見ている中でゲームをさせる習慣にしておかないと、隠れてされるのは良くないですよね。
まとめると
親としては、正直ゲームばかりされてしまうと困ってしまいますよね。
将来、eスポーツで一旗揚げようと本気で考えているのであれば、そういった道も応援してあげたいところですが、そうもばかりはいきません。
そこで、これまで述べてきたように、
1.親もゲームをこよなく愛すること
2.一人でしかできないゲームを買わないこと
3.ルールは親の気分で変わる、くらいにルーズにしておくこと
4.ゲームはリビングのテレビでさせること
くらいのことを念頭におき、出来るだけ子どもの気持ちと逆行するようなことばかりを言わないように、子どもが思うゲームへの執着する気持ちも理解してあげながら、適度にゲームをさせること、が大事だと考えます。
そもそも、ゲームは「悪」ではありませんからね。
その辺を親が誤って認識してしまって子どもに接してしまうと、逆にゲームの常習性から抜け出せない子どもになってしまうのではないかと思ったりもします。
ちょっと、ゲームが好きなあまり、甘々な記事となってしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。
おわり。
コメント