ここ数年、凄まじい勢いでスマホの楽しみ方が上がっています。
何より無料ゲームの勢いが半端ないですね。
技術が進み、クオリティの高いゲームがネット環境さえあれば無料で遊べるという素晴らしい世界になりました。
正直、なんだか目に見えない何かに搾取されている感は半端ないのですが、それでも無料は無料。遊んでしまいます。
大人も子どもも、時間があればスマホゲームしていませんか?
私自身遊んでしまい、辞められません。
(だからこそ?)そんな中、子どもの教育上、ゲームやスマホは必要なのか。
どのようにすればよいのか。そのような部分に触れていきたいと思います。
スマホゲームの悪いところ。良いところ。
結論から言います。
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結構聞くんですよね。
子どもにゲームは絶対させていない、という家庭。
「ゲーム=悪」と決めつけているから、このような発言がでてきます。
そのように言っている親は子どもの頃ゲームしていなかったのでしょう。
私からすると、ゲームから学ぶことって相当あると思うのですけれどね。
スマホゲームの良し悪しを話す前に、そもそも論に少し触れます。
スマホゲームの常習性が強いのはなぜか
先ほどの結論の最後に書きました、スマホゲームは”悪”ということについて先に説明していきます。
私たち親世代が子どもの頃、ゲームといえば、お年玉などのお小遣いを貯めて一つのソフトを買っていました。ファミコン、スーファミ、プレイステーションの世代ですね。
共通しているのは、お金を出してソフトを購入するということ。
それが、今の子ども達(特に幼児)は無料のアプリのソフトを多用しています。
アプリで検索すると数万種類は余裕であるくらいですよね。
無料ゲームに溢れかえっています。
でもゲームをしてみると(大人が)わかるのですが、結局長続きしないんですよね。
すぐ飽きてしまうというか、課金しなければムリゲーな感じです。
そうすると、次のゲームを探す。
このリピートが、スマホゲームの落とし穴なんですよね。
繰り返すうちに、とても無為な時間を過ごしてしまったということに気付く感じ。
結局、何も得る間もなく、時間ばかりが過ぎていきます。
スマホゲームはする価値がないのではないかと思ってしまいます。
(と、言いながら、私自身、たまにスマホゲームをしていますので説得力には欠けますね・・。)
ゲーム自体が”悪”ではない10の理由
それでは、スマホゲームを除いて、ゲームをすること自体”悪”ではない理由をどんどん書いていきますね。
1.論理的思考が身に付く
ゲームの種類にもよるかもしれません。
例えばRPGやシミュレーション系のゲームはしっかりと頭で考えたうえで、ゲームを進めていきますので、論理的思考を鍛えることに繋がります。
2.持続性が身に付く
スマホゲームでは身に付かないこの持続性。
ゲームでも勉強でもいいんです。
持続性っていうのはとても大切な要素だと思います。
ゲームをクリアするために、粘り強く挑戦する力が身に付きます。
3.反射神経が鍛えられる
シューティング系、アクション系やスポーツアクション系のゲームですね。
ゲームにおいて上位の得点や順位を狙うためには、反射神経が問われる場面が必ずやってきます。
ゲームを通じて鍛えられますよね。
4.動体視力を鍛えられる
実感としても、ゲームをしている子どもとしていない子どもでは、この動体視力に差があるように感じます。
パッパッっと動くものを判別するなどの能力は鍛えなければ中々身に付きません。
ゲームをやっておいて損はない能力だと思います。
5.手先が器用になる
いわずもがな。ゲームをしていると、本当に手先が器用になります。
別にゲームでなくても、パズルでも将棋でもオセロでも、トランプでもなんでもいいとは思いますが、日々手先を使うことをしていると手先の器用な人間になります。もちろんゲームでいいんですよね。
手先の器用な人間は、大人になっても細やかな作業時に必ず優位に立つことができます。
6.判断力が身に付く
ゲームって、やっている方は分かりますが、判断や選択の連続なんですよね。
これは、経験がものをいう世界です。
是非ゲームの疑似体験による判断力を鍛える練習と考えてはいかがでしょう。
7.知識量に幅ができる
個人的には、読書をする子には知識量はかないませんが、ゲームでもかなりの知識を得ることができます。
知識と言っても、勉強の知識だけではありません。
雑学や専門的な知識、ゲーム特有の流行ものなど、幅広い知識を得ることができるのもゲームです。
それに、ゲームで得た知識というのは、割と忘れにくいんですよね。
人間に幅ができます。
8.無論、ストレス解消(息抜き)となります
このためにゲームをしているんですよね。
特に昨今のゲームは爽快感が半端ないです。
ストレスフリーでゲームができますので、ストレス解消にもってこいなんですよね。
ゲーム本体とゲームソフトで長い時間楽しめますので、コストパフォーマンスもよいですね。
9.友人とのコミュニケーションアップになる
親はあまり分からない部分かもしれませんが、子どもがして楽しいのがゲームなのですから、必ず他所のお子さまもゲームをしている人がいます。
ゲームが人をつなぐといっても過言ではありません。
共通の話題から交友関係が広がることは十分に考えられます。
逆に言うと、ゲームもしていない人は・・。
10.コスパ最強
最近のゲーム本体は割と高額ですが、それでも買って損はないと思います。
ゲームソフトはメルカリ等の個人間の売買により購入すると、ほぼ買値で売ることができますので、おススメ。
休日や空き時間に街に出てショッピングしたり遊んだりするよりもコストパフォーマンスに優れた息抜きになります。
ゲームはメリットが多い
ゲームをおススメする10個の理由を書いてみました。
細かく言っていくとまだまだ書けそうですが、十分ですよね。
ゲームは子どもにとっても、大人にとっても、純粋に楽しいツールなのだというのがお分かりいただけるでしょうか。
我が家にも、ゲーム機があって、家族みんなで楽しく遊んでいますよ。
それでいて勉強もしっかりとできていますので、全くゲームが悪だなんてことはありません。
ゲームを子どもにさせる場合にはルールを決めておきましょう
大人がゲームをする場合にもルールは決めておいた方が良い、とは思いますが、子どもにゲームをさせる場合には、必ずルールを決めておく必要があります。
このルールは相当重要で、ルールを決めていないと、これまで挙げてきたすべてのメリットがデメリットに変わってしまうくらい重要なんです。
では、どのようなルールを決めておくことが有効なのでしょうか。
絶対にしてはいけないこと!!親がルールを破るという。。
まずは、ルールを決めていく上で絶対にしてはいけないことがあるんです。
それは、親の都合でルールをその都度変えてしまうこと。
えっ?そんなこと?と思われるかもしれませんが、そうなんです。
例えば、「平日はゲームはしないで土日だけはしてよい」とのルールを決めていたと思います。
ゲームをしている時って、子どもは大人しくいい子にしますよねー。
そこで平日ですが、(静かにさせる意図をもって)今日はしていいよ。
などといってしまったら、だめですね。
ルールを親自らが破ることにもなりますので、子どもにとったら、それくらいのことかと認識されます。
ルールなんてあってないようなもの。と思われたら終わりですね。
では、どのようなルールを決めるのがよいか
それぞれのご家庭で様々だと思いますので、我が家なりの考えです。
それは、あまり我慢をさせないこと。
我が家では、ゆるく平日は出来る限りゲームをしないで、土日はしてもよいことにしています。
平日だって少し(本当に15分ほど)だけでもゲームができれば、子どもって満足するんです。
(ただし、小学低学年だけかもしれませんが・・)
ダメダメ言うのも、親も子どもも疲れちゃいますよね。
であれば、あらかじめ割とゆるめのルールを決めてみてはどうでしょうか。
そうすると、親がルールを破ることもありませんし、今日は〇〇分はしてもいいよ。といったように条件を付け加えることもできます。
ただし、連続して長時間のゲームはやめさせた方がよいです。
我が家でもたまにさせてしまうのですが、連続して長時間ゲームをすると、相当子どもも消耗してしまいます。
目も疲れるし、一番いけないのは、常習性の心配です。
ゲームを止められないようになってくるといけませんので、早い内から、ゲームに対してメリハリをつけるように付き合わせるのがよさそうですね。
まとめ
長文となりましたが、ゲームは楽しいものなのですから、楽しんでできる環境を作ってあげて、できれば親も一緒になって遊ぶというのが理想だと思います。
我が家ではしばしば、マリオカート大会やマリオパーティ大会が開催されますよ。
今は、eスポーツなどが出現してきて、ゲームで食べていける世の中にもなってきていますよね。
ゲームのユーチューバーも山ほどいます。
何が将来の仕事になるか分からない世の中ですので、子どもの可能性の芽をつぶさないように、興味を示したことには、どんどんチャレンジさせてあげてはどうでしょうか。
何かの参考になれば幸いです。
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