小学生の小遣いはいつから、どのくらいが適当か

子育てのヒント
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こんにちは。

お子さんが来年度から小学生に上がる方や現在小学生のお子さまをお持ちの方。子どもへの小遣いをどのように渡すのか、いくら渡すのか気になるところですよね。

今回は、我が家流のルールとその理由を記載していきたいと思います。

1.いつから小遣いを渡し始めるのがいいか

私が小さい頃、小遣いなんてなかったです・・。
っていうか、毎月のお小遣いなんてありました?

お小遣いなんてもらうっていうことなんか考えたこともなく、お年玉やたまにおじいちゃんからもらうお小遣いを貯めたりして使っていたように思います。

でも、うちの子どもは一丁前に4年生頃からは、近くのスーパーに一人で買い物に行ったりして息抜きをしたりしています。実際に何をしているか聞いてみると、自分のお小遣いを使って、おにぎりを1つだけ買ってみたり、ハイチュウを1つだけ買ってみたりして、スーパーの中にあるイートインで一人食べたりしています。(女子ですが)それが息抜きになるんだとか。。

下の子は今年の4月から小学生に上がりますが、まだお小遣いを欲しがりませんし、お金の単位等も理解していません。

子どもにお小遣いを渡しはじめるタイミングは、子どもがお金に興味を持ち始めた時でよいと思います。

長女には3年生の時からお小遣いを渡しています。

特にお金に興味のない段階で、お金を持たしても意味がありませんし、変にお金に対する執着心が芽生えても、それはそれで困ったことになります。

自然にお金に興味を持ち始め、自分で何か買いたいなと思えるようになった頃を見計らって、お小遣いを渡しはじめるのがよいのかなと思います。

2.お小遣いをどのように渡していくのがよいか

それでは、お小遣いの渡し方について書いていきます。

我が家のルールをご紹介します。

  • 小遣いは週給制とします。(1週間に1度)
  • 小遣いはお父さんから渡します。(お父さんに請求)
  • 小遣いには(1)基本給、(2)ボーナス、(3)売上金、があります。
  • ただし、いずれも子どもから請求しなければもらうことはできません。

と、このようなルールを作って、ブレずに続けています。
お小遣いのような類のものは、出来る限り子どもと約束をした後は、ルール変更はするべきでないと思います。子どもはなんでもありかと思ってしまうと、親に不信感を抱かせてしまうものです。

1点目ですが、長女の小遣いは3年生から渡し始めました。その時に、出来るだけ渡す行為を増やしたいと考え、1週間に1度渡すという方法によりはじまりました。この週給制というのは思いのほか良かったなと思っています。子どもはお小遣いを毎週(我が家は毎週日曜日)給料日としてもらいますので、「パパ、給料日」ということを毎週言ってきます。子どもは、給料もらってまた一週間頑張ろうという気持ちになります。

2点目ですが、お父さんが給料を渡す必要まではないのかもしれませんが、おススメします。子どもの異性の親が渡すのがいいのかもしれません。我が家は女の子ですので、お父さんが渡しています。小さいころからこの習慣をつけていくと、年頃になってもお小遣いのために、お父さんとお話をしてくれるのかなーと思ったりします。小遣いアップの交渉などもできますよね。

3点目ですが、まず基本給です。これは固定給として毎週決まった額を渡します。ボーナスは、学校のテストの点数により加算されるようにしています。我が家ではどんなテストでも良いので、100点を取って、お父さんに見せると加算されます。最後に売上金は、お手伝いです。色々とあるとは思いますが、我が家では、お父さん、お母さんの肩たたき券と肩ふみ券が販売されています。

この肩たたき券は、完全に子どもが金額設定等を考えます。値段、時間、回数券の販売など、子どもが親相手に商売をしてもらいます。チケットを作ってみたり、商品説明の張り紙を張ってみたり、好きなようやっていますよ。

誕生日などには子どもから無料券等もらったりもします。少しずつお金を稼ぐことの楽しみみたいのものを教えていけたらと思ってはじめました。

4点目は注意事項だけですが、子どもが必ず給料を請求するというルールとしています。請求しなければもらえなくなるというわけではありませんが、やっぱり「お金をいただくことの重み」を考えてもらいたいなという思いから、このスタイルでやっています。

3.給料(小遣い)の単価設定などは

大事な単価設定についてです。

我が家では、先に触れましたように、小学3年生の頃からお小遣いを渡しています。参考までに単価について書いていきたいと思います。

小学3年生時の週給は100円。月にすると400円。
小学4年生時の週給は150円。月にすると600円。
小学5年生時の週給は200円。月にすると800円。
小学6年生時の週給は250円。月にすると1000円。

こんな感じです。基本給としては、まぁ妥当なところかなと思います。

そして、ボーナスです。
100点のテスト1枚ごとに100円。
これは、漢字テストでもプリントでも可としています。

小学校時代は割と漢字テスト等のプリントものは多いので、多い時には1週間で3枚程度100点を取ったりしています。大きなボーナスですが、効果はてき面。1年くらいつづけると、ボーナスをもらうという目的から、いつしか、100点をとらないと気が済まないという形に変わってきますので、このボーナス制度は絶対におススメします。

そして、最後に売上金です。
小学3年生の頃は、肩ふみor肩たたき10分間で10円でした。
相当割安感があったので、よく購入していましたが、娘もあるとき何かに気付いてしまい、5分間50円と大幅(なんと10倍)に値上がりをしてしまいました。

それも、タイマーを持ち出して時間を計るという念の入れようです。

4.我が家流お小遣い制の理由や効果など

子どもには、お金はどのようにして稼ぐのか、どうしたらお金をもらえるのか、社会勉強の一つとして覚えてもらうためにルールを細かく決めました。

あわせて、お金の使い方も教えたいと思っています。
基本的に子どもが持っているお金の使い方には文句をつけることはありません。性格もあるのかもしれませんが、長女はお金をもっていてもそんなに使おうとしませんので、使ってもよいシチュエーションの時には、しっかり使う、ということを教えています。

3年生からお小遣い制のルールの変更はしていないためかどうかは分かりませんが、お金を稼ぐということについてはしっかりと考えてくれる子に育ってくれていると思います。

最近は、100均で貯金箱を買ってきて、自分で100円玉貯金をやっています。
貯金がとても好きなようで、小遣いをコツコツと貯金をする小学生に育ちました。これはいい傾向ですよね。

また、3年生の頃から、小遣い帳を渡して自分でつけさせています。
はじめの内は、実際の在り高と帳簿上の数字が合わないこともあると思いますので、2~3か月に1度は確認をしてあげて、補正させてあげるといいと思います。親が見なくなると、絶対記入しなくなりますので。

我が家の小遣いについては、このような形で運用しています。
お金は生きていく限りずっとお付き合いをしていかなければなりませんので、お金に振り回されない生き方というのを子どもの頃から教えていきたいですよね。

我が家流のお小遣い制度について、参考になれば幸いです。

おわり。

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