キャンプ初心者が3年間で20泊程度して思うこと。

キャンプ
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こんにちは。

前にも書きましたが、私の田舎は片田舎。

人の数より、猪や鹿の方が多いんじゃないかと思うようなところで生まれ、育ちました。小学校も、もちろん1学年1クラスで、みんな家族のように毎日楽しく遊んでいました。

今は、田舎を出て県庁所在地近郊に土地を買い、家を建てて、暮らしています。

超高齢社会の先進地である田舎は、さらに子どもは減り、30年後には害獣と呼ばれる獣たちに、陣地争いで敗れてしまって、人間は住めなくなってしまうのではないかと危惧しているところです。

本当に、例えば猪が突然変異で大型化(そんなわけない?)したり、知能が進化したりしたら、もう人間にとってかわるんじゃないかと思ってしまいますよね。田舎に帰ると道路を普通に家族連れの猪が悠々と歩いているのを見ると、心配してしまいます。

話が逸れました・・。

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近年のファミリーキャンプの流行に乗る!

そんな田舎でスクスクと育った私は、小学生の時に楽しみがありました。

それは、夏休みになると、親戚や従弟達と一緒に毎年のように行っていた、キャンプです。

いつもキャンプに行く場所は一緒で、海でした。

魚釣りをしたり、バーベキューをしたり、夜になると子ども達だけでテントの中でトランプしたり、雑魚寝で、と、とても楽しかったのを覚えています。

我が家も子どもが少しずつ大きくなってきたのを受け、いつかキャンプに行きたいなーと漠然と考えていました。

夜な夜な、ユーチューブでソロキャン動画やファミキャン動画をみて、一人気分を高め、キャンパーになるための訓練に勤しんでいました(笑)

それが4年ほど前のこと。

その頃から大ファンなユーチューブはこちらです。

YORIKI
こんにちはヨリキです。 絶景を求めて主にジムニーに乗ってソロキャンプ やグループキャンプをしております。 トレッキングや交通機関を利用したバックパック での野宿も始めました。

YORIKIさん、という方のチャンネルですが、主にソロキャンプの様子をアップされているのですが、とても、とても面白いのです。

映像がとてもきれいで、雰囲気の良い、ワクワクする音楽が当てられています。
そして、落ち着いたYORIKIさんの声がまた、ずーっと見ていたくなる、という、キャンプ映像なのですが、一つの映画かと思うくらい入り込んでしまう作品としてみていられます。

少し前には、最近キャンプをする芸人さんとしてブレイクしている、ヒロシさんとのキャンプ動画の配信もありましたね。

もちろん、ヒロシさんの動画も楽しいです。このような動画を見ていると、ほんとキャンプ行きたくなりますよね。

前置きが長くなりましたが、こうして、我が家でも家族総意のもと、4年前にキャンプを開始!!

テントはスノーピークのトリュテュ・ライトを新調。

これからキャンプを始める方いらっしゃると思いますが、一番大事なテントの購入は、いろいろと調べてから購入してくださいね。高いものでも、安いものでもテントは長く使うものです。後悔のないように、しっかりと下調べをしたのちに購入してくださいね。私がトリュテュ・ライトを選んだ理由はまた今度機会がありましたら記事にしたいと思います。

子育てにおいてキャンプを進める理由!

さて、本題に入りますが、なぜキャンプを進めるのかと申しますと。
一言に尽きます。

『非日常』を体験させること。

です。

最近の子どもはとても忙しいです。学校に、塾に、家でも勉強に、スマホに、テレビにと、ずーっといろいろなものに束縛され、また囲まれて生活しています。これが子どもの成長過程に良いわけがありません。(根拠は、ありません・・)

そんな、日常の連続が子どもの日常として位置付けられてしまうことに強い反感を感じています。子どもにはあまり選択権はありませんから。

親が、親しか、子どもを日常から連れ出すことはできないですよね。
ただ、なにも「キャンプ」でなければならないということはありません。

我が家ではこの『非日常』をキャンプに求めました。

母親も父親も子どもの頃、キャンプの経験があったということが、とっかかりやすい何かであったということもあります。

また、我が家は適度な都会に住んでいますが、近くにはとても沢山のキャンプ場が設置されていてキャンプするには環境が良かったのかなと思います。

それに、大事なことですが、キャンプすることは”災害”への備えとなります。スキルも身につきます。

なにより、今のところ、子ども達も楽しくキャンプに参加してくれていますので、続けられているのかなと思っています。

子どもにキャンプを進める具体的な理由の一つとして、

日常の安全圏から一歩外に出させること。

が挙げられます。日本はとても平和な国で、家の鍵を閉めなくても、夜一人で街中を歩いても、きっと問題ないでしょう。危ない動植物もいなくて、普通に暮らしていると、あえてリスクを見つけることはとても困難です。

しかし、キャンプに行くと、自然の中に入りますので、例えば、暑さであったり、寒さであったり、ヘビやハチなどもいるかもしれません。そのようなリスクはないに越したことはありませんが、多少、経験することは必要だと思います。生きていて、いつ何が起こるか分かりませんので、親が子に経験させる、体験させることは有用だと思います。

次に、

当たり前の”便利”を知ることです。

普通に暮らしていると、便利なものやことが便利だなと感じることはまずありません。きっとキャンプに行くと一番に考えさせられるのが、明かりだと思います。家にいるとスイッチ一つですぐに明かりをつけることができますが、キャンプではそうはいきません。この経験が大事だと思います。”明かり”知ることは、”暗闇”を知ることでもありますので、小さい子どもさんにはとても良い体験になると思います。

次に、

自然の遊びを知ることです。

我が家では、キャンプするときには本当はタブーなのかもしれませんが、DVDプレーヤーをもっていきます。そして、寝る前にディズニー等の映画を一つ観て寝ることとしています。

これは、例外ですが、基本的にゲーム類等はもっていきませんので、必然と自然のもので遊ぶこととなります。

虫取り網でひたすら蝶等を捕まえることも楽しいですし、焚き木を集めたり、どんぐりを集めたり、野山を駆け回ったり、と自然の中にいるわけですから、何でもありです。

我が家の次女は、4歳くらいの頃、キャンプに行くといつも適当な木の枝を探してきて、木をひたすら叩いていました。何しているのかと聞くと、木を切ろうと思って・・と。

自然の中では、なんでもありなんです。

子どもの成長にプラスに働いたこと。

ファミリーキャンプをするためには、どうしても設備の整ったキャンプ場に泊まる機会が多くなります。

そうすると、似たような考えの方達が同じように家族連れでキャンプを楽しんでいて、必然的に、大人もそうですが、子どももすぐにお隣さんなどと仲良くなるんですよ。

内気な我が家の子ども達が、知らない子どもたちと、気づいたら一緒に駆け回って遊んでいるんです。
これ、すごいことだと思いませんか。

最近は。。

キャンプをはじめて4年目になります。

正直もっと、キャンプに連れて行ってあげたいなーと思いはするのですが、年数が重なるにつれ、キャンプに行く回数が減ってきてしまっている現実があります。

マンネリ化かな。

たしかに準備&後片付けは、大変ではあります。
それでも、キャンプには魅力があるんですよね。

非日常を感じる瞬間、ふっと自然を感じる時の一瞬が忘れられなく、また行きたくなるんです。

子どももそうであってほしいな。
そして、子どもに家族が出来たときに、昔家族でキャンプによく行ったから、自分たちの家族も行きたいな、と思ってもらえることが私の望みです。

コメント

  1. […] […]

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