●中学生必見|YouTube(ユーチューブ)を見てはいけない|点数が伸びない理由(その3)
YouTubuはとても楽しく、自分の持てる時間を効率的に活用できる最高のエンターテイメント、メディアである。
反面、「付き合い方がとても難しく、常習生が高く危険極まりない。」
多くの人がそのような感想を持つのではないか。
自由となる時間が比較的に多くて、環境が許すのであればYouTubuにかける時間を増やしても問題ない。
様々なことに興味を持ち、一つのことに没頭することは悪いことではない。
それがYouTubuであっても同様である。
しかし、こと受験生(例えば中学3年生)にあっては、よろしくない。
耳の痛い話であるが、受験生本人も見て欲しい。
受験生とYouTubuの相性はどうなのか
YouTubuは受験生の武器になることもあれば、足を引っ張るものにもなる。
このページをご覧いただいているということは、おそらく後者に思う方が多いのだろう。
受験生にとって、日々の勉強の物理的な量やプレッシャーはかなりのもの。
その中でひと時の息抜きとしてYouTubeを見ることの何がいけないのか、そのように反論されることが容易に予想される。
私も賛成は賛成のスタンスではある。
しかし、YouTubeの魔力は強大である。
例えば、一つのチャンネルの中で見てみようかなと思う一つの動画だけを見るとする。
長さもたったの5分程度。
それなら問題ないではないかと思うところ。
5分後・・。
きっとあなたは思うだろう。
何か物足りない、またはとても面白くこの人の別の動画が見たくなる。
このいずれかの感情を持つことになる。
YouTubeの動画は基本的に個人が制作しており、クオリティには波がある。
とても面白かったり、微妙だったり。
製作者も日々動画をupして、ネタ探しに邁進している。
探されたネタは無限大のため見終えるということは、まずない。
この目的は一つ。
視聴者の時間を1分でも1秒でも囲うため。 つまり、収益確保のためなのである。 |
この仕組みに翻弄されてはいけない。
時間を持て余している人なら問題ないが、受験生のように時間を切り売りしている場合ではない人が、貴重な時間をYouTubeに捧げてはならない。
しかし、中には受験生にもとても勉強になる動画や豆知識など、有益な情報も多いのも確か。
使い分けしたいところだが、自分で制御できる人は少数と理解する方が手っ取り早い。
そもそも、基本的に面白く、長時間みたいなという動画は、そのような動画ではなく、未完成で気軽に見られるものなのである。
YouTubeで何が消耗されるのか。
YouTubeを見ている人は分かっていると思うが、動画視聴は相当消耗する。
- 目が疲労する
- 頭が疲労する
- 集中力を消耗する
つまり、身体が疲れるのである。
例えば、勉強の前に動画を見てしまうと、5分のつもりが2時間見てしまうというのはよくある。
この場合、その後3時間勉強しようとしていた内容はすべて飛んでしまうと考えた方が良い。
2時間も動画をとっかえひっかえ見てしまうということは、映画を1本観る以上の疲労になる。
ずっとハイライトばかりを繰り返し見ることになるからである。
3時間の勉強時間が、2時間の動画視聴と休息の1時間でなくなってしまう。
さらに、夜中の視聴となると睡眠を妨げるものにもなり、翌日の集中力をも削ぐことになる。
これらの内容が自分で制御できなくなってくるのが、怖いところ。
YouTubeを視聴するときは基本的に一人でいるときであるので、誰も止めてくれることはない。
強い心をもって、見ないと決めなければならない。
1本だけという発想は受験勉強では命取りとなる。
YouTubeと正しく付き合うには
それでもYouTubeを見たいという人は多いと思う。
それだけの魅力もあるのも事実。
そこで一つ提案する。
休日の昼食を食べた午後すぐからYouTube時間とすること、である。
例えば、昼の1時から4時までの3時間限定で見放題と決めて、見るのである。
これは親も公認として、この時間に集中して見れば良い。
はっきりとオンとオフを設けることで、メリハリがつくし、親子間の妥協点となる。
このきまった3時間で1週間勉強に集中できるのであれば安いものである。
人は朝が一番集中力が高まり勉強に適している。
この時間をはずし、昼食をたべて一番眠たくなる時間帯にYouTube時間とすることで、1日のうちの一番管理が難しい時間を自由時間に充てることで、欲求を開放する。
まとめ
YouTubeはとても有用であることは間違いない。
しっかりと有用なものに潜む+面と−面を理解した上で、上手に付き合う能力を身につけよう。
自分を制御して勉強を気持ちよくできる環境を作ることができれば、受験勉強も価値のあるものになる。
あなたの何かの役に立てたのなら嬉し思う。
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