公務員のセカンドキャリア。
そんなん無理だよと思っている人、多いんじゃないですか。
無理な理由を挙げようと思えば沢山挙げれますよ。
- 「公務員=楽」この世界観で生きてきたからつぶしがきかない
- 営業できない。ノルマのある仕事をしていない
- 利潤を求める仕事をしていない
- 指示されたことしかできない
- 人と会話できない
- 新しいことを生み出すスキルがない
まだまだ挙げれそうです。。
これをご覧になって、「うんうん、そうだよね。」と思った人。
今からの公務員人生も危ういのではないでしょうか。
少なくても、今の公務員はこのような方は役に立ちません。
公務員も民間もなく、仕事をするうえでの最低限のレベルで求められることです。
ひと昔前みたいにコネで入れるような職ではありませんし、能力のない人が入ったとしても務まるような業務内容ではありません。
公務員の人が特にというわけではありませんが、少なくても有能なカテゴリーに区分されると認識して誤りではないと思います。
それでは、今回のテーマに入っていきますね。
公務員がセカンドキャリアで使えるスキルとは
なかなか公務員だけをしていると自分の能力に気が付かないですよね。
何点か挙げていきますよ。
公務員は「つぶし」がききまくる
公務員には沢山の種類があってややこしくなりますので、「行政事務」としてお聞きくださいね。
行政事務をされている公務員さん。
あなたは、公務員の世界だけでなく、民間でも独立してでも十分にやっていけますよ。
時間と覚悟。
これだけあれば十分です。
これまで転勤しながら様々な部署で住民の方や議員の要望に紳士に応えてきたはずです。
法令に触れない対応はもちろん、なんなら法令の隙間をぬっての対応などお得意だったでしょう。
ガチガチに法令に縛られている中で様々な問題案件を解決してきた能力、民間でも発揮できますよ。起業してもやっていけますよ。
公務員は、まずもってノーマルな考え方をしている方が多いです。
これはとてもすごい能力で、第三者的に自分を評価できるスキルを持っているに等しいのです。
公務員は営業できる。ノルマなんて朝飯前。
公務員は営業職ではないので、営業を経験してきた人はいないと思います。
でも実際の業務内容ではどうですか。
我が町の特産品や工業品、地元企業の生産品など、企業に代わって全国や世界にPRに行ったことないですか。
部所によっては、企業の方と一緒になって他の企業に営業にかけることも珍しくありませんよね。
これはもう立派な営業職ですよ。
公務員は転勤が多いです。
ずば抜けて適応能力が高いことを意味しています。
そんな人がまじめにコツコツと仕事をするのですから、ノルマなんて簡単にクリアしますよ。
利潤を求める仕事、すなわちコスト意識を持つことは公務員の得意技ですよね
だんだんと言いたいことが分かってきましたでしょうか。
企業は常に利益を求めます。
公務員はどうですか?
同じです。会計方法は違えどコストを気にして予算を計上し、コストを気にして予算を執行するのです。
一般企業も一緒。
何ら変わるものではありません。
つまり、公務員だって利潤を求める仕事ができるのです。
むしろ、シビアなコスト感覚を持っている人は多いのではないですか。
指示されたこと以上の仕事をしてきましたよね
公務員はちまたでは、上司から指示されたことだけやっていればいい。
であったり、毎日同じようなことばかりをしている。
なんて思われていますよね。
これは外から見た人の目であり、正確ではありません。
一番公務員の人が分かっていることです。
公務員は決して指示されたことを指示された部分だけをやっていたので済む職種ではないことは周知の事実です。
上司や住民からの要望や指示は、常に抽象的であり、非現実的でもあります。
これに対し、頭をひねって、悩んで、合理的で効率的、現実的な企画を立案する能力が求められます。
むしろ公務員の得意分野です。
人と会話・・。コミュニケーション能力は公務員、長けてますよね
いわずもがなです。
公務員はコミュニケーションが取れなければ仕事になりません。
あなたは、毎日のように起案した文書を説明しているはず。
それも出来る限りの短い時間で分かりやすく。
上司に、そのまた上司に説明を重ね、最後には住民に対して説明をしていきますよね。
この修練を積んでいるのが公務員なのです。
コミュニケーションなんて当然持ち合わせているスキルです。
スキルは総じて高いものを持っているのが公務員ではないですか
はい。さいごですが・・。
公務員は先にも触れたとおり、転勤族です。
様々な部署で様々な人間関係の中で、日々の業務にあたっています。
正直、それをこなすだけでもスキルが求められます。
- 交渉力
- コミュニケーション能力
- 立案力
- 説明力
- 理解力
- パソコン操作
- プレゼン能力
- 検証能力
最初と同じで、挙げるとキリがありません。
これだけのスキルを日々の業務から得ているのです。
何が言いたかったか
もう、お気づきだとは思いますが、最初に「公務員のセカンドキャリアなんて無理だよ」ということで無理な理由を挙げたことを、反証していきました。
つまり、あなた方公務員の皆様は転職でも起業でも、違うキャリアを追うのに適しているのです。
もちろん、公務員は全体の奉仕者としてかけがえのない仕事をしています。
やりがいもあります。
ですが、こちらのページに行きついた方は、少しでも転職や退職を考えてのことではないでしょうか。
そんな人の背中を押してあげられるならいいなと思います。
できれば私の旦那(公務員)の背中も押してください。(笑)
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