中学期末テストで大きく成績を下げた!?その時どうするかが大事。

中学生の勉強方法
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中学生のお子様をお持ちのご家族の皆様。
学期末のテストはとても大事で、それに向けて勉強をすすめていますよね。

ですが、想像以上に出来の悪い時ってありますよね。
親としては、正直お手上げのところ。
子どもがぜんぜん勉強もしないで成績が下がったのであれば、物のいいようもありますが、そうではなくて、頑張って毎日勉強に励んでいるのにもかかわらず、成績が下がっていたとしたとき、皆様どのように子どもに接しますか?

そのあたり、書いていきたいと思います。

子どもだって勉強を頑張っている!でも・・。

一番親としては困る時ですよね。
子どもが学期末試験に向けて頑張っている姿は見てきたけれど、その頑張りが成果として見えてこない場合、親としてどのように子どもに伝えていけば良いのでしょうか。

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学期末テストで成績が大幅ダウン|絶対にしてはいけないこと!

テスト結果が悪くても時すでに遅しですよね。
過ぎ去った過去は取り返すことなんてできません。

そこを押さえた上で、絶対にしてはいけないことを書いていきます。

1 頭ごなしに怒ってもダメ!

どうしても結果ばかりに目がいって、成績が下がったことのみを持って、頭ごなしに叱りつける、ということをしがちです。

小学生であれば効果は期待できるかもしれませんが、中学生になって、頭ごなしに怒ってみても子どもにとってマイナスでこそあれ、プラスになることは決してありません。

怒るが通用するのは小学生までです。

2 成績ダウンの原因と思われるモノを取り上げてはいけない!

今の子供達は当たり前に次のモノを日々利用していますよね。

  • スマホ
  • タブレットなどの電子通信機器
  • switchなどのポータブルゲーム機

中学生ともなると必ず上記のいずれかは持っているのではないでしょうか。

これらのアイテムをテストの成績が下がったからと言って、一方的に取り上げたり、使用を制限したりすることは、してはいけません。

子どもからすると、反発心や反抗心を抱くだけでなく、いかにバレないように使用するかということに気持ちが向くだけです。つまり、逆効果にしかならないのです。

3 テストを下がったタイミングで塾を変える!

今は多くのご家庭で学校教育とは別に塾を受講されている方も多いと思います。

テストが下がったことを塾のせいにして、塾を辞めて新しい塾に入る。
このようなことをしてはいけません。

元々塾を変えようと考えていたのであれば、是非、学期末テストとは関係のない時期に変えてしまいましょう。

子どもは、塾が悪かったからテストの点数が下がったという、誤った考え方を抱いてしまいます。

点数が下がったことを塾のせいにしてはいけません。

4 小遣いを下げるなど子どもへの制裁を課してはいけない!

これは、そもそも勉強は誰のためにしているのかということだと思います。

成績が落ちたからと言って、小遣いを下げたり、遊びに行くことを禁じたりと言った下手な制裁は返って子どものモチベーションを下げる結果になります。

勝手に小遣いを下げられて、子どもが納得するはずもありません。
そんなことで、次のテストの点が上がるのとは到底思えません。

成績が下がった際に真にすべきこと!

あれもダメ、これもダメでは何も解決しませんよね。
では、成績が下がった際に親が子どもに対してできることは何か。

子どもと一緒に「どうして成績が下がったのか、分析する」こと!

え?って思われた方いますか。
難しいことではありません。しかし、とても大事なことです。

ポイントは2つ。

【成績が下がった際に行う要因分析のポイント】

  • 親と子どもが一緒に分析を行う
  • 分析した結果を次回への改善点としてインプットする

文字にするととても簡単ですよね。

まず、1つ目。

親と子どもが一緒に分析を行う

学期末テストの答案用紙を子どもが持ち帰りますよね。
できれば早いうちに、子どもと一緒に親がどこをどのようにして間違えてしまったのかを確認していく作業が必須です。

回答の多くが、ケアレスミスなのか、理解していなかったのか。
どのような問題に誤りが多かったのか。
問題文を理解していたか。
弱い部分と強い部分はどこか。

などなど、分析を進める観点はたくさんあります。

子どもと一緒に、ここが弱かったんだね。と冷静に分析することが必要です。

この分析によって、次回に繋がる勉強方法が見出せるのです。

弱い部分を一つ一つ見つけて、改善していくことが、成績をアップさせる秘訣です。

テストの結果をみて、分析しなければ、また同じ過ちを繰り返します。

分析した結果を次回への改善点としてインプットする

上で書いたとおりですが、分析した結果はきっちりと子どもの弱点として認識をして、そこを改善することで、弱点を克服することができるものです。

中学生ではまだ、自分で自分の弱点を冷静に分析して、それを改善するこという工程をこなすことができないものと考えています。

なので、親が一緒になって、分析と改善を繰り返し行い、学力の向上につなげていくと良いと考えます。

改善したことはしっかりとインプットしていきます。

あまり効果が期待できない勉強方法の一つに、自分が理解できていて解ける問題を何度も何度もといて、勉強した気になることです。

そりゃ誰だって、スラスラ解ける問題ばかりの勉強をしたいですよね。
でも、これにほとんどの意味はありません。

できないことを一つ一つ理解することの方がとても大事です。

そのためにも、テストの結果というのは、できなかったものなので、これをしっかりと理解していくという作業が大事なんだと思います。

勉強を進める上で、少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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