我が家の中学1年女子は小学6年生の3月に入塾。
かれこれ9か月間、入っていた塾一筋で浮気することなく頑張ってきました。
それが、ひょんなことからトントン拍子で塾を辞めることになりました。
辞めることで見えてくることもあります。
その経緯と辞めたことでのメリット、デメリットを記事にしましたので、興味のある方はどうぞご覧ください。
塾を辞めることとなった経緯
その塾に入ることになった経緯
小学6年生卒業の春休みに中学生たるもの塾の一つや二つ通うべきだとの思いから、春季コースのある塾を探しました。
そして見つけたのが、自宅から一番近い塾。
見学に行くと面白い塾長がいてその場で春休み中のコースに申し込みをしました!
今思えば、決定するのが早すぎる。
その他の塾等見学することもなく、決定してしまうという過ちを犯してしまいました。
それでもこの塾を選んだポイントを挙げていくと次のとおりです。
- 自宅から近い
- 1教科ごとでマンツーマンスタイル
- 授業形式ではない
塾を辞めてしまった今となっては塾選びのポイントを挙げてみても気持ちも上がらず、この程度。。
でも、親も子どもも中学生の間はこの塾で頑張ろうと意気込んだものです。
ちなみに1教科の選択教科は「数学」でした。
1学期末の定期テストの結果
そして3か月が経過して1学期末の定期テスト結果発表!
5教科で一番悪かった数学・・。
塾の先生に見てもらったところ「いやー、今回のは中学校の問題のレベルが高すぎですよ!」との評価。
そんな評価ありますか?
順位も伸びてないんですよ。
塾に唯一いっている教科が平均点を下げる要因となっているなんて、何かがおかしい。
でも・・、塾の先生も問題が難しかったといっているし。
そんなにすぐに成果が出るものでもないか。と納得。
そして、2学期末の定期テストの結果
そして、先日帰ってきた2学期末の定期テストの結果発表1
5教科で2番目に悪かった数学・・。
子どもも頑張っていて、国語、英語は90点台後半と頑張ったのに、また数学が足を引っ張る結果に・・。
さすがにこれではダメだと思いました。
親が言うのもなんですが、子どもは自由時間もほとんどなく、頑張って頑張ってテストに臨んだのに。
こうなると、勉強の仕方が悪いとしか思えない。
そんな悶々とした状況でした。
塾の先生に再度状況を確認すると、十分な点数を取れていますよとの話。
焦ることないですよと。
いやいや、先生よ。
「あなたが焦ってくださいよ」と心の中でつぶやく私。
我が子も点数には納得していなくて、何かを変えないといけないという意識を持っているようでした。
次のステップへ。塾乗換えために候補塾を訪問しました。
そして、冬休み前。
既にこれまでの塾に冬休み中の冬期講習に申し込みしているにも関わらず、新たな塾探しをすることになりました。。
といっても既にある程度の目星をつけていた塾2つにそれぞれ訪れることにしました。
【訪問1】東進スクール提携塾に行く!
学校のお友達やママ友から情報収集して、やっぱり東進スクール系の塾に通っている学生の成績が良いということに触発され、訪問することにしました。
目的は、冬期講習の申し込みです。
子どもがビビビッときたら冬期講習の後も通期で通うことを考えました。
土曜日の朝に突然の訪問にも関わらず塾長先生に対応いただきました。
冬期講習の申し込みをと伝えるも、何だか我が子を見つめておもむろに語り始めました。
- 現在の成績はどうか。
- 高校はどこを目指すのか。
- 大学はどこを目指すのか。
- 将来の夢はあるのか。
- 将来の夢を決めた理由は。
- 夢を叶えるために必要な勉強方法は分かるか。
- つまり何位を目指すのか。
大体、このような内容でした。
前記事で自分の言葉のように作成した記事はこちらの先生がおっしゃったことを自分なりの考えを付け加えたものになります。
【合わせて読んでね】
明確な将来の夢を持つことが中学生の成績アップに繋がる
塾長先生からの東進スクールの勉強に対する考え方
独立自尊の社会・世界に貢献する人材を育成する
-予備校という枠を超えた民間教育機関を目指して-引用:東進スクールホームページより
https://www.toshin.com/nagase/purpose.php
塾といえば、テストの点数や学年の順位などの数値を追い求めてしまいそうですが、そうではないと話されていました。
将来、人として何らかの社会に対する関わりの中で、何をする人になるのか、どのような貢献をしていくつもりなのかと。あなたの描く将来に向かった勉強法を支援する。
そのようなお話でした。
明確な夢がある、ないでは勉強に対するモチベーションが異なり、ある目的に向かって目標を立てて勉強すると必然的に成績も伸びるのだと教わりました。
結果的に:東進スクール提携塾
もちろん、申し込みしましたよ。
冬期講習。
先生の考え方、熱意に共鳴です。
申し込みに行っただけでしたが、親子で人生相談を受けているようで楽しくコミュニケーションを取りながら、将来の道筋を示してくれたように思います。
今回お伺いした東進スクール提携塾の評価
東進スクールと言っても提携塾ですし、教室によっても様々だと思いますので、参考程度に読んでくださいね。
具体的にはお住いのお近くの塾に直接行って確認してみてください。
メリット
- 5教科単位での受講なので、全体的なレベルアップに繋がる
- 冬休み中に5教科分をしっかりと見てもらって4万程度と安い
- 開講している時間帯はいつでも自習室を利用できる
- 冬休み明けの学力診断の勉強に繋がる
デメリット
- 自習室の部屋が狭くて、机・椅子が少ない(気にならない人は気にならないと思いますが。)
- 我が子は数学と理科のレベルを上げたいので、他の教科のカリキュラムは実は不要(これも人に寄りますよね。)
率直に思った感想です。
【訪問2】個別教室のトライに行く!
ハードスケジュールでしたがトライには同じ日の夜に伺いました。
今テレビでも人気の「個別教室のトライ」です。
調べると分かると思いますが、少し割高感があります。
なのでこれまで避けてきました。
それが今回初めて訪問してみて、子どもと一緒に、なんて天国的な勉強空間なんだー!と思いました。
後ほどメリットデメリットで整理しますが、本当に清潔感抜群です。
勉強する環境としては最高でしたよ。
トライであれば、どこの教室でも同じ環境なので、教室の異動をしなくてはいけなくなっても安心して勉強ができると思いますよ。
学習机はコンセントもあり広い机で思うままに勉強に取り組むことができます。
また、自分に合った問題集をパソコンから自由に出力をしたり、問題集の本からコピーをしたりと好きなように教材を利用することができるのも嬉しいですね。
分からないことがあると先生を呼んですぐに教えてもらうこともできます。
そして、トライの特徴の一つとして「成績保証コース」というのがあるんですよ。
成績保証コースとは
何か成績が伸びなかったらお金でも返してもらえるのか!?と思ってしまいますね。
実際には少し違うのですが、とても面白い取り組みですよ。
定期テストでもし60点以下だった場合
次回の定期テストで20点アップを保証するものです。
ということは、定期テストが50点だった場合、次回70点は必ず取らせます!ということ。
え?そんなことできるの?
って思いますよね。
そこは、、できるんだそうです。
定期テストでもし61点以上だった場合
そして、61点以上だった場合は、満点との差額の半分の点の上乗せを保証するものです。
すごくないですか?
例えば定期テストで80点だった場合、100点との差の20点の半分。
つまり、次回テストでは90点以上を取らせるということ。
もう先生も必死だと思いますよ。
きっと先生間でも競争していると思いますので。
達成できなかった場合は何をしてくれるのか?
気になる点ですよね。達成できなかった場合、、現在申し込みをしている授業時間数と同じ時間分の無料追加授業をいただけるそうです。
これは、、子どもにとっては二重苦かも・・。
いやいやでもさらに勉強をみっちりさせてもらえるので、ありがたいことですよね。
子どもも親も、塾の先生も同じ土俵でそれぞれ戦っている感があって、私はこういうの好きですよ。
結果的に:個別教室のトライ
もちろん、こちらも申し込みしました。
こちらも冬期講習。
さらに、12月からこの「個別教室のトライ」でお世話になることも決めました。
東進スクール提携塾もよかったのですが、勉強する環境が決め手となりました。
冬期講習も子どもから東進とトライを入れましたので、冬休みはずーっと休みなしです。
我が子ながら相当偉いと思います。
頑張れー!我が子。
今回お伺いした個別教室のトライの評価
こちらも私の主観ですので、参考程度にご覧くださいね。
メリット
- コースが色々あり1教科単位での受講が可能
- 個人ごとにプランニングしてくれて自由にカスタマイズできる(一コマのなかでも数学、理科などと分からないところを教えてくれる。)
- 開講時間が長く基本的に自習室では自由(飲食OK)
- 自習室の設備環境が良い(清潔感あり、明るい、ついたて、コンセント)
- 自習中もいつでも質問OK。見回りも来てくれる
- 学年ごとの問題集を自由に取り組める。出力して持って帰ってもOK
デメリット
- 塾料が高いかもしれない(まだ本格的に塾に通っているわけではないので、実際のところは不明。)
最後に。塾を換えて感じたこと。
はじめは、一度入った塾は最低でも1年間は頑張らなければならないという、今思うと意味不明な考えを持っていました。
誤った考えの中、子どもに塾へ行かせてしまっていたと反省しています。
後で子どもに聞くと、辞めた塾の悪い点をいくつも聞かされました。
それはどれももっともなことであり、もっと早く聞いて動いていればよかったと後悔しています。
塾を受けるのは子どもですから、合う合わないをはっきりと伝えてもらえる環境のもと塾に行かせるのが正解ですね。
塾はできれば変わらない方が良いですが、変えなくてはならない事情が出来た時には、スパッと変えるべきですね。
ただし、塾を辞めても大体の場合翌月までの受講料は支払わないといけないので、注意が必要です。
でも1か月分余分に支払ったとしても、子どもの貴重な時間には代えられませんので、必要経費だと思います。
お子さんの塾選びがいい方向に進みますように。
おわり。
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